2026-08-18
「歯科医院経営を愉しむ」をテーマに100名超が集結。歯科医未来フェス2026開催レポート
2026年6月21日(日)、東京・品川ザ・グランドホールにて、当社主催のリアルイベント「歯科未来フェス2026」を開催しました。
来場者105名、出展企業10社(協賛企業12社)、登壇者10名。朝10時半のオープニングから夜のアフターパーティーまで、会場は熱気に包まれた1日となりました。
今回は当日の様子と、開催までの舞台裏をレポートします。

テーマは「歯科医院経営を愉しむ」
歯科医院経営に対して、ネガティブな解釈が広がりつつある昨今。しかし本来、歯科医院経営とは、切磋琢磨する仲間と共に上質な医療を提供し、誰かに貢献し、経済的にも豊かになれる仕事のはずです。
時流が変化する中で、その変化に対応できなければ、楽しめるはずのものも楽しめなくなってしまう。そこで今回は、業界が直面する3つの社会課題――
① 継承者不足
② 人材不足
③ コストアップインフレ
に真正面から向き合い、「どう乗り越えていくか」を議論する場として、歯科未来フェス2026を企画しました。
私たちオンラインサロンa-liveが掲げる目的は、「歯科医院経営のインフラを変え、愉しんで仕事をする歯科医院で溢れる社会の実現」。今回のフェスは、その実現に向けた大きな一歩でもありました。
登壇者
歯科未来フェス2026では、歯科業界の第一線で活躍する登壇者が集います。
主宰
山田優貴(医療法人a-live 理事長・院長/歯科未来フェス2026 主宰)
パネル登壇者
-継承
神谷明光(安城ひがしやま歯科こども歯科 院長)
菅原孔太(医療法人BLESS さくら歯科医院 院長)
高嶋俊裕(医療法人裕誠会 たかしま歯科 院長)
-採用と人材育成
井上夕佳(株式会社ボーテ 幹部・研修講師)
太田麻衣子(医療法人a-live クリニック統括 理事)
渕澤一徳(医療法人スマイルクリエイト八戸総合歯科・矯正歯科 副院長)
-コストアップ・インフレ時代の自費戦略
小佐々康(医療法人晴志会こささ歯科こども矯正クリニック 院長)
野崎雄介(医療法人ウェルビーイングのざき歯科・東広島おとなこども矯正歯科 副院長)
八木龍(医療法人社団聖護院 やぎ歯科クリニック 院長)

当日のプログラム
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 10:30 | オープニングムービー/開会挨拶(医療法人a-live 理事長・院長 山田優貴) |
| 10:40 | 代表プレゼン「歯科界の現状と未来の課題」 |
| 11:10 | パネルディスカッション①「事業継承」 |
| 12:40 | 昼休憩/協賛企業ランチョンプレゼン |
| 13:40 | パネルディスカッション②「人材・幹部育成」 |
| 15:10 | 小休憩(協賛エリア回遊タイム) |
| 15:40 | パネルディスカッション③「自費戦略」 |
| 17:10 | 主宰者挨拶・記念撮影 |
| 17:30 | 終了→アフターパーティー |

パネルディスカッション①「事業継承」
ファシリテーター:山田優貴 パネラー:神谷先生、菅原先生、高嶋先生
パネルディスカッション②「人材・幹部育成」
ファシリテーター:山田優貴 パネラー:井上さん、渕澤先生、太田先生
パネルディスカッション③「自費戦略」
ファシリテーター:山田優貴 パネラー:小佐々先生、野崎先生、八木先生
会場を沸かせた「リアルタイム質問」
今回、大きな反響を呼んだのが、質問投稿ツール「Slido」を使ったライブ質問コーナーです。
会場のスクリーンに参加者からの質問がリアルタイムで表示され、登壇者がその場で答えていくスタイル。一方通行の講演ではなく、会場全体で作り上げるディスカッションとなり、随所で笑いや共感の声が上がりました。

参加者の声
アンケートには、多くの熱いコメントが寄せられました。一部をご紹介します。
「自分の選択を正解にするのが継承、開業の醍醐味だと再認識できました。経営者の力は正解にしていく力と、それを共感させ巻き込み、いかに大きい動きにできるかだと学べました」(参加歯科医師)
「幹部が付いてくる、人が付いてくるのは、経営者の器次第だと再確認できました。まずは自分を磨き、この人とならより大きなことがやれる!と思われる存在を目指します」(参加歯科医師)
「院長の理念の共有やスタッフの視座の統一などの視点を教えていただき、今後歯科医療を行っていく上での視点として大変勉強になりました」(参加歯科医師)
中には「継承予定の息子と、喫茶店で想いを語り合ってみます」「父への感謝をLINEしました」といった、その日のうちに一歩を踏み出した参加者の声も。開催日がちょうど父の日だったこともあり、事業承継というテーマが、それぞれの家族との対話のきっかけにもなったようです。
協賛企業からも「協賛企業に対する配慮が素晴らしかった」というお声をいただきました。
なぜ歯科未来フェスを開催したのか
ここからは、主催者である山田代表の想いをお伝えします。
歯科未来フェスの開催を決めたのは、2026年の1年前――2025年7月のことでした。当初の企画名は「歯科未来フェス」ではなく「継承フェス」。
私たち経営者の本質的な仕事は、社会課題に向き合い、ミッションビジョンを掲げ、戦略戦術を設計し、組織をつくり、ファイナンスをコントロールしていくことです。そして歯科業界には、大きく2つの社会課題があります。ひとつは歯科医療そのものを通じた「医療的社会課題」。もうひとつが、人材不足や継承者不足といった「業界的社会課題」です。
当初はニッチな「継承」というテーマに絞る予定でしたが、企画を進める中で「もっと業界的社会課題全体と向き合いたい」「オンサロで活躍する先生方の成長ヒストリーを、もっと多くの人に届けたい」という想いが膨らみ、テーマは大きく広がっていきました。
誰かの成長ヒストリーは、また別の誰かの見通しとなり、チャレンジする心を動かす。その心が集まった先に、業界の成長と社会の成長がある――そう信じて、歯科未来フェスは動き出しました。
開催直前までの苦戦
しかし、集客は想像以上に苦戦しました。オープンから1ヶ月、一般歯科医師の応募は0人。「30人くらいはすぐに集まって、100名も余裕でしょう」という甘い見通しは、あっさり崩れ去りました。
自身も多くの業務を抱える中で集客に十分な時間を割けず、協賛企業もなかなか確定に至らない。運営全体に焦りと不安が広がっていた時期もありました。運営メンバーには「中止も考えないと……」と弱音をこぼしたこともあったといいます。
そんな時、山田代表が自らに問いかけたのは「こういう時に最も効果的な行動は何か」という一つの問い。たどり着いた答えは、シンプルなものでした。
「やったことがある人に相談する」
すぐに、セミナー開催のプロでもあるオンサロメンバー・柏野紗耶加さん(株式会社ボーテ代表取締役)に電話をかけ、率直に今の状況と心境を相談しました。返ってきたのは、次の3つの言葉です。
・リアルセミナーの集客は、まだまだここから!
・反応が出始めるのは開催2〜3ヶ月前から。諦めずに一緒に頑張りましょう!
・他の人の力を、借りまくりましょう!
この言葉に背中を押され、「まだまだここからだ。諦めたら試合終了だ」と気持ちを立て直し、あらゆる人の力を借りながら集客に走り続けました。
その結果――目標だった100名を超える申し込み、協賛10社の達成、そして収支もプラスで終えることができました。
開催してみて感じたこと、そして来年へ
「最高の1日でした」と山田代表は振り返ります。
当日はアフターパーティーにも多くの方が参加し、会場で「今日の満足度はいかがでしたか?」と問いかけると、大きな反応が返ってきたそうです。
「歯科業界も、優しく温かい空間でありたい。採用やマネジメントの質を高めながら売り上げも伸ばし、みんなで幸せな人生を歩んでいけたら」。登壇者たちのメッセージを聞きながら、あらためてそう感じたといいます。
先人たちが挑戦してくれたおかげで、今の成功がある。そしてその情報を共有することが、次の世代の成功につながっていく。
「情報を取りに来てください。オンラインサロンa-liveに入って、次に登壇するのはあなたです」
次回開催は2027年7月25日(日)
歯科未来フェスは、来年もさらにパワーアップして帰ってきます。
次回開催:2027年7月25日(日)
一方通行のセミナーではなく、登壇者と会場が共に作り上げるディスカッション形式の学びの場。「来ないとわからない」熱量が、そこにはあります。明日への一歩を踏み出すモチベーションを、ぜひ会場で感じてください。
歯科未来フェスの雰囲気や、登壇者の成長ヒストリーをもっと知りたい方は、オンラインサロン「a-live」へ。日々のリアルな挑戦や学びを発信しています。
来年、この会場でお会いできることを楽しみにしています。
















